yam’s Lab

ハマったこと、学んだことを備忘録として記事にします。主にC++,Qt,ROS,Pythonについて取り扱います。

Qtの環境構築

Qt環境構築で少し詰まったので備忘録。

と言ってもあまり、使うことはないかもですが・・・

 

まずダウンロードページは↓

download.qt.io

ここからダウンロードすると、バージョンを直感的に指定してダウンロードできます。

 

今回は5.13.0を使いたいので5.13/をクリック

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Qt

 

続いて5.13.0を再度クリック

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Qt

 

対応するOSを選んでクリック

Windowsなら『qt-opensource-windows-x86-5.13.0.exe』

Macなら『qt-opensource-mac-x64-5.13.0.dmg

Linuxなら『qt-opensource-linux-x64-5.13.0.run』

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Qt select OS

Macならpipで入れてもよいと思いますが、今回はインストーラーでのインストール方法を説明します。

 

インストーラーのダウンロードが終わったらインストーラーを起動しましょう!

この後に一つはまりポイントがあります。

(私は後で自分の無知さ加減に死にたくなりました・・・)

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component

確か英語表示だとSelect Componentって出てたと思いますが、この画面をそのままスルーしてしまい、QtがVisual Studioで使えないとか、Eclipseで使えないってなりました・・・

 

さて、今回はVisual Studio 2017を例にとりますので、迷わず下の赤枠をチェック!

 

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あとはそのまま流れに任せてインストールを続けてください。

要はここで自分のIDEなどに合うものを選択すればよいです。

 

余談として、Visual Studio2017上でQtを使う手順を説明します。

 

1.Visual Studio 2017を起動

2.ツールバーのツールから拡張機能と更新プログラムをクリック

3.オンラインタブをクリックし、ウインドウ右上の検索ボックスにQtと入力します。

以下の画像のように結果が表示されたら、ダウンロードをクリック

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4.ダウンロードが完了したらVisual Studioの全ウインドウを終了します。

5.Visual Studio 終了後 インストール用のWindowが表示されるのでModifiyを選択してインストール

6.Visual Studio を起動し、ツールバーのQt VS ToolsよりQt Optionsを選択

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 Qt OptionsではVisual Studioで使用するQtを設定できます。

Addボタンを押下し、使用するQtのバージョンを指定します。

Version nameは何でもよいと思いますが、わかりやすいように今回であれば『Qt-5.13.0』とするとよいと思います。

PathはQtをインストールしたフォルダ内の対応した『msvc2017_64』があるフォルダを指定します。

例えば、Cドライブ直下にQtをインストールしている場合、以下になります。

『C:\Qt\Qt5.13.0\5.13.0\msvc2017_64』

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以上となります。