yam’s Lab

ハマったこと、学んだことを備忘録として記事にします。主にC++,Qt,ROS,Pythonについて取り扱います。

仕事の効率化の基本「辞書登録」

こんばんは、yamamon嫁ことどらねこです。

今回ご紹介するのは「辞書登録」です。
今更感もありますが、社会人になりたての頃にとてもお世話になったので書き留めます。

メール等で文章を作成するとき、お決まりの言葉ってありますよね。
例えば……

・お疲れ様です。<氏名>です。
・いつもお世話になっております。
・よろしくお願いいたします。
・今後ともよろしくお願いいたします。

などなど、お作法は立場によりいろいろあれど、
定型的な表現ってあると思います。
今例に挙げたものだけでも、毎回手入力だと時間がかかっちゃいますよね。

こんな時に活用するのが辞書登録
辞書登録は本来、
IMEの辞書ファイルに登録のない単語を利用者が必要に応じて登録するものです。
この機能、自由度が高いので、
登録方法を工夫すればお仕事の効率化にも役立つんです!

では、登録方法をご紹介します。

登録方法
登録方法は主に以下の2つです。
 ①1単語ずつの登録
 ②複数の単語を一括で登録

①1単語ずつの登録
1.マルチタスクバーの入力文字の表示(下記画像では「A」)を右クリックし、IMEオプションを開く
2.「IMEオプション>単語の追加」をクリック、「単語登録」ウインドウが開く

辞書1

3. 「単語」に変換の文字列を入力
4.「よみ」に変換 の文字列を入力
5.※任意
 「ユーザ コメント(C)」にコメントを記載
6.「品詞(P)」を選択
7.「登録」ボタンをクリック
辞書2
8.「単語登録」ウインドウの「ユーザ辞書ツール」をクリックし、辞書登録されていることを確認
 実際にテキスト等で登録した内容を試し打ちするとより確実
辞書3

②複数の単語を一括で登録
※辞書登録したい内容が複数ある場合はこちらの方法が圧倒的におすすめ
1.辞書登録したい内容をテキストファイルに記入し、保存する
<記入ルール>
・tab区切りで「よみ」「単語」「品詞」の順に記載
・次の単語を記載する際は改行
・レイアウトを整えるの必要はない
・保存は「Shift-JIS」または「UTF-16LE」
 ※「UTF-8」はエラーになる。どんなエラーになるかは本記事の最後に記載。
下図参考

辞書5

2.マルチタスクバーの入力文字の表示(下記画像では「A」)を右クリックし、IMEオプションを開く
3.「IMEオプション>単語の追加」をクリック、「単語登録」ウインドウが開く

辞書1

4.「単語登録」ウインドウの「ユーザ辞書ツール」をクリックし、「Microsoft IMEユーザ辞書ツール」ウインドウを開く
5.「ツール>テキストファイルからの登録」をクリック、「テキストファイルからの登録」ウィンドウを開く
6.1にて作成したテキストファイルを選択し、「開く(O)」をクリック
辞書9
7.「Microsoft IMEユーザ辞書ツール」ウインドウにて辞書登録されていることを確認
 実際にテキスト等で登録した内容を試し打ちするとより確実

~余談~
②複数の単語を一括で登録でテキストファイルを「UTF-8」で保存したらどうなるのか!
使ったのは下図のファイル

辞書6
エラー画面が出ました。
エラーログも出力できるので、せっかくなので中身を見てみましょう。
辞書7
文字化けしてますね。
そして、エラーログも「UTF-16LE」で出力されています。
エラーログ
IME「おいらにわかる言語(文字コード)でよろしくね」って感じがしました。

どらねこの辞書の中身
趣味PCで書いているため、辞書ファイルの中身は恥ずかしくてお見せできませんが、
実際にどのような内容を登録しているのかもメモ書き程度に残します。

仕事ver
メールの枕詞系は基本的に登録しています。
普段あまり使わないキーを割り当てて、短縮読み登録することが多いです。
・お疲れ様です。○○です。
・いつもお世話になっております。

同じ「よみ」に二つ単語を割り当てることもあります。
・qq→ありがとうございます/ありがとうございました

まだまだ下っ端なので、確認依頼を出す機会がとても多いです。
・ご確認よろしくお願い致します。

人の名前や会社名は間違えると大変失礼なので、よく使う人&一発変換で出ない人は登録してます。

あと、謝る機会は少ないほうがいいです。
でも、いちいちちゃんと打つとダメージ食らうので短縮読みで登録しました。
・申し訳ありません。
・申し訳ございません。

推しごとver
アニメや映画の登場人物って一発変換で出てきにくいので登録してます。
カップリングは一発変換がまずできないので、登録しておくと変換ミスがなくてストレスが減ります。

長々と失礼しました。
ではまたいつか。